自己破産への道②

自己破産への道

自己破産への道②

お金に困らないと言う謎の自信をもって自分の会社を経営してました。その反面、会社の従業員は不安に思っていたらしいです。
それはそうです。経営者が会社の財務に無関心で、何の心配もしないでお金をジャンジャン使っているのをみて不安にならない従業員はいないはずです。

もちろん従業員のモチベーションも落ちて行って売り上げも落ちていきました。みるみる売り上げは落ちて行って会社は赤字状態に陥った。そのときの自分の気持ちは、たまたまだろ来月は売上戻るだろうと、何が原因なのか考えもしないで、変わらず何も考えずにお金を使っていました。

お店の家賃が滞納し始め、従業員の給料も払うのがギリギリな状態になって初めてヤバいと気づきました。そこから真剣にお店を立て直そうと頑張って色々とやりましたが、時すでに遅しです。

お店の家賃の滞納は続き半年以上の滞納、従業員の給料は借金しながら支払っていました。このころから自分の精神がおかしくなって、どうしたらよいか、どうしたら来月の従業員の給料を集めようか、会社を立て直すよりもお金をどう集めるかだけを考えてしまうようになり、家に引きこもる感じになりました。

消費者金融でも限度額パンパンなで借りて会社を維持し続けて、毎月の借金返済額で100万円をこえてきた時期に生活費もなくなって離婚、プラス親の死、立て続けにマイナス行事が起きました、完全に精神が壊れた。

何も考える事が出来なくなって、会社は解散、店舗は従業員に譲って、自分は引きこもり借金は返済できず取り立ての電話が鳴り続けるようになり電話の音量を0にしてただただ家でじっとしてました。それでも返済をしないといけないと思い、バイトを始めました。

このころ心療内科に通いだして、薬を飲むようになりました。

バイトはAmazonの倉庫です、なるべく人としゃべりたくないと思って倉庫なら人としゃべらないで黙々とできるんじゃないかなって思ったからです。確かに倉庫では人としゃべる機会はほぼなし、人としゃべりたくない人にはお勧めです。

しかし、Amazonの倉庫の仕事はスーパー辛いです。自分は夜勤をしてましたが、18時から6時まで倉庫内をひたすら歩き回る仕事です。足腰に自信がある人ならばダイエットがしたい方には良いですが当時44歳の自分には本当に地獄でした。ただ精神が壊れているので自分の体がどんな状態なのかもわからない状態でした。2年働きました。最後はAmazon倉庫の移転で通える距離ではなくなってしまったので退社しました。心の病気でなかったら2年続けてなかったと思います。Amazon倉庫は身体本体が壊れます。

その後、処方された薬を飲み続け少し心が落ち着いて来たすぐに他の会社を探し入社しました、この会社も色々と問題ありな会社でした。

お金で悩んで心を病むと自分の体の状態も分からない状態になります。すぐにでも相談して心を楽してまともな思考にしてから次を選択しましょう

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